修理室便り1月号
修理室の山本です。
今回は、18金ケースのウラブタ変色取りを行いました。
写真は、分かりやすい様にウラブタの下半分あたりの変色取りを行いました。
18金は、長期間使用していると、汗と皮脂が付着したり空気に触れたりすることで酸化が進み、変色が起こります。
24金は変色しにくいですが、18金には金75%、その他金属が25%ほど含まれており、金以外の金属が酸化してしまいます。
また、18金の酸化は汗や皮脂汚れによってすぐに起こるわけではなく、徐々に進んでいきます。そのため、定期的なお手入れをお勧めいたします。
18Kの変色は、専用の機材で本来の輝きを取り戻すことができます。
ぜひ、分解掃除と一緒に変色取りをお勧めいたします。