
修理室便り3月号
修理室の萩野です。
こちらの写真の修理品はクロノグラフの腕時計です。

クロノグラフは非常に多くのパーツから構成されており、分解・故障箇所の修理には細心の注意が必要です。
クロノグラフの時計は、通常の時計と比べて内部のメカニズムが複雑です。ゼンマイの力を使って動作するクロノグラフのムーブメントは、複数のギア、歯車、コラムホイール(または垂直クラッチ)などが相互に作用して、正確な計測を可能にしています。この精密な仕組みに魅了される時計愛好者は多いです。
一つ一つの部品を丁寧に取り外し、洗浄及び組み立てを完了した後、ケース内に収容し、検査を行います。
【修理の後は新しいベルトに交換しませんか?】
さて、検査完了後はお客様の時計ベルトを取り付けて元通りにするのですが、ここでひとつ提案があります。
修理をした後、せっかくならベルトを新調して更に見栄えを良くしませんか。
修理済みの時計を更に蘇らせる事が出来ます。
私がオススメするのは、素材と作りの良さが際立つ最高峰の時計ベルト『KUNISTEIN(クニスタイン)』です。ぜひ体験してみてください。