石國商店 直営店便り6月号①石國商店 ルミネ荻窪店
いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。
今回は石國商店ルミネ荻窪店で販売している「ヴィンテージウォッチ」からおすすめの1本をご紹介いたします。
IWC『シャフハウゼン』
IWC(インターナショナル・ウオッチ・カンパニー)とは1868年にスイスのシャフハウゼン産まれたブランドです。
シンプルなデザインと高い技術力が特徴で、特にムーブメントはマニュファクチュールと言い、機械内部から全て自社製造していることで知られています。
数ある時計ブランドの中でも時計好きから絶大な支持を得ているブランドです。
特に今回ご紹介する1960年代のIWCはオールドインターと呼ばれ、愛好家から非常に人気のある時代のモデルです。
こちらの時計は1960年代製造の手巻き式時計です。文字盤のブランドロゴは「International Watch Co」と筆記体で書かれており、オールドインターの象徴でもあります。
ケース径は33㎜とメンズとしては少し小さめなサイズ感。
自動巻きではなく手巻き式時計だからこそ実現できる薄型で、横から見るとその薄さが際立ちます。
シャツの袖にかかりにくいのでストレスなくスマートに使えます。
そしてリューズには魚のマークがあります。
これは当時防水時計の証として使用されており、愛好家に人気がありますが現在のIWCでは使用されていません。
魚マーク入りのモデルをメンテナンスに出すと、現行品のリューズに交換となることが多く、その場合は魚のマークが無くなってしまいますので注意が必要です。
ケースの形はCラインと呼ばれる形をしています。
通常だとケースからラグと呼ばれる足が伸びていてそこにベルトが取り付けられるのですが、Cラインはケースがベルトの取り付け口まで伸びていてラグの役割を兼任しています。
なだらかな流線型のシルエットがすっきりとした印象を与えてくれます。
1960年代にデザイナーのジェラルドジェンタがオメガコンステレーションクロノメーターの為にデザインし大流行した形です。
元々金属ベルトがついていましたが革ベルトに付け替えてみました。とてもかっこいいですね。
このように雰囲気を変えてみるのも時計の楽しみの一つです。
ちなみにこのベルトは石國商店のフラッグシップである「クニスタイン」の中でも最上級の「クニスタイン クチュールセリエ」というベルトで、ステッチはなんと手縫いで仕上げてあります。
IWCの知的で上品な雰囲気にぴったりです。
この時計には金属ベルトより皮ベルトの方が似合いますね。
ヴィンテージウォッチは年数を経たお時計です。
現在では作られていない特徴的なデザインのものがたくさんあります。
特別感のある逸品ばかり揃えておりますので、個性を大事にしている方や大切な方へのプレゼントなどにもおすすめです。
ぜひ店頭にてご覧くださいませ。
by Kensuke Hosokawa
- 店舗名
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石國商店 ルミネ荻窪店
- 住所
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〒167-0043
東京都杉並区上荻1-7-1 ルミネ荻窪店 2階
- アクセス
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ルミネ荻窪店への改札連絡口 2階
JR線「荻窪」駅西口/ B1階 JR線・丸の内線「荻窪」駅北口
- TEL