石國商店 直営店便り8月号 石國商店 ルミネ荻窪店
国指定史跡「荻外荘(てきがいそう)」をご紹介
今回は「荻窪三庭園」と呼ばれる大田黒公園、角川庭園、荻外荘(てきがいそう)公園の中から、国指定史跡である「荻外荘」をご紹介いたします。

アクセスは、荻窪駅南口から徒歩で15分ほどの場所にございます。
こちらは、築地本願寺の設計などで知られる日本を代表する建築家・建築史家の伊東忠太(1867~1954年)の設計により、昭和2年(1927年)に建てられた歴史ある建築物です。
観覧券は一般300円で、ご希望があればガイドさんの解説を聴きながらじっくりと観覧を楽しむこともできます。
荻外荘の建物は、昭和35年に一度豊島区へ移築され、長い年月をそこで過ごしてきました。
しかし、創建の地であるここ荻窪に再移築・復元され、令和の今、こうして美しく歴史を誇る史跡として蘇りました。
当時の建築技術者たちの想いや技術の高さには、大いに感銘を受けます。
屋内から見る庭園は、少し高台から見下ろすような美しい風景が広がっています。
広い廊下に置かれた椅子とテーブルに腰掛け、優雅に美しい芝生を眺める時間は格別です。
旧宅だったころには、芝生の先に広い池があったことが、当時の写真や記録に残されています。
荻外荘公園の芝生広場を囲む豊かな樹木が、夏の季節をとても美しく引き立てていました。

◆客間
昭和15年(1940年)7月12日、時の首相・近衛文麿らによって「荻窪会談」が行われた部屋として有名です。
壁などはすべて当時のままではなく、一部新しく復元されていますが、天井の高さがとても印象的でした。

◆蔵
生活用具をはじめ、漆芸・金工品、書画などが保存されています。
当時の貴重な品々を部屋の窓越しに見ることができますが、残念ながら内部への入室は禁止となっています。
屋内の見どころは客間や蔵だけでなく、来客用手洗、応接室、書斎、食堂、玄関など多岐にわたります。

◆展示棟
2025年7月16日にオープンしたばかりの新しい施設です。1階がカフェ、2階が展示室となっています。
こちらの設計は、新国立競技場などを手掛けた隈研吾建築都市設計事務所が手掛けました。
多角形の特徴的な屋根など、壁や屋根の意匠を見ると「なるほど」と納得できる素敵なデザインです。
私はカフェで美味しい水羊羹とリンゴジュースをいただき、涼んできました。
観覧の後にゆっくりと寛ぎながら、美味しいものをいただけるのは嬉しいポイントですね。

荻窪はお買い物にも便利で、美味しいお食事も楽しめる魅力的な街です。
周辺の庭園を訪れる際には、ぜひ荻窪の街もあわせてご堪能してみてはいかがでしょうか。
皆様のお越しをお待ちしております。
石國商店 ルミネ荻窪店

- 住所
- 〒167-0043
東京都杉並区上荻1-7-1 ルミネ荻窪店 2階
MAP ルミネ荻窪のサイトへ
- アクセス
- ルミネ荻窪店への改札連絡口 2階
JR線「荻窪」駅西口/B1階 JR線・丸の内線「荻窪」駅北口
- TEL
- 03-5347-1492

