Dバックルとは?
皆さまは革のベルトを着けるとき、不便だなと思ったことはありませんか。
・急いでいるとき時計を着けるのに時間がかかる。
・穴になかなか通らない。
・穴の部分から亀裂が入ってしまった。
・ベルトの先が輪っかに入れにくい。
・着ける途中で時計を下に落としてしまった。
などの経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんな皆さまにおすすめしたいのが「Dバックル」という商品です。
正式名称はディプロイメントバックルと言い、頭文字をとってDバックルと呼んでいます。
ディプロイメントとは「展開する」という意味で、画像のようにベルトの両方をつないで開閉するところが由来です。
金属ベルトをお使いの皆さまにはお馴染みの形かもしれませんね。
その機構を革のベルトに持ってきたことで、金属ベルトのように着脱が簡単。
また、うっかりベルトが外れてしまい大切な時計が落下してしまった、という不測の事態も防ぐことが出来ます。
時計のメーカーやモデルによっては、購入時にメーカー純正品としてベルトについている専用のタイプや、革ベルトに後から付けることの出来るタイプがあります。
「Dバックルの種類」
装着の仕方も基本的に2種類で、片側のみ開くタイプの「片開き式」と、両側が開くタイプの「観音式」という2種類がありますが、今回は片開き式のDバックルについてお話しいたします。通常美錠式の革ベルトは12時側に短いベルト、6時側に長いベルトを取り付けております。
片開き式Dバックルはというと、それとは逆に12時側が長く、6時側が短いことが多いです。(12時側が短い場合もあります。)
逆にすることで、奥から手前にぱたんと閉じるように簡単にはめることが可能になります。
もちろん通常の6時側が短い状態でもDバックルの利便性は損なわれません。
「石國商店のDバックル」
「石國商店EC」でもオリジナルDバックルの取り扱いを始めました。革ベルトが使いづらいと感じている方は、是非一度Dバックルをご使用してみてください。
Dバックルの色はシルバーとゴールドの2種類があり、
ケースの色と合わせて使うと、よりいっそう時計とベルトの組み合わせを楽しめます。
また、Dバックルは一度購入すれば、ベルトを交換しても美錠幅の合うサイズのベルトに再度取付けが可能なため、使いまわすことが出来るのでとても経済的です。
またフェルビン式と合わせればファッションに合わせて簡単にベルトの交換ができちゃいます。
今回は取り付けのしやすさという面で書かせていただきましたが、Dバックルの魅力はほかにもございます。
次回は別の魅力をご紹介いたします。
by Kenichi Tanaka