
「イシクニズム」 Vol.32
母の日
5月の第2日曜日は母の日である。
日頃は中々言えない感謝の気持ちを素直に伝える機会となる素敵な日です。
世界では母に感謝をする日が5月の第2日曜日ではない国が沢山あるそうです。
起源は色々あっても母に感謝をするという気持ちはどの国の人でも同じなのだと思います。
ですので、それぞれの国にそれぞれの起源があるようです。
アメリカでは1908年に亡き母に感謝の気持ちを伝える日を作ろうと働きかけが始まり、1914年に正式に5月の第2日曜日を母の日として制定されたそうです。
日本ではアメリカの習慣を取り入れたのが起源の様です。
海岸女学校の校長を務めたメアリー・J・ホルブルック女史が1909年に帰米したときに母の日の行事に触れ、これを日本でも広めようとした矢先に病に倒れ、マイラ・E・ドレーバー女史がその志を引き継ぎ1913年に最初の母の日の行事を行ったとされています。
その後、ファニー・G・ウィルソン女史がホルブルック女史、ドレーバー女史の意思を引き継ぎ、日本の著名人に働きかけ1932年に日比谷公会堂で最初の公式行事としての「母の日」大会が開催されたと記されています。(青山学院HPより)
その後1937年に、行事を商売に結び付けるのがうまい日本の企業が母の日大会を5月の第2日曜日に豊島園にて開催して広く知られるようになったとされています。
まあ起源はどうあれ、母親に感謝をするという気持ちはとても素敵なことだとます。
母の日を使って感謝の気持ちを伝えるもよいですし、母の日なんか意識せず毎日感謝を伝えるのもよいと思います。
私は5月11日に白いカーネーションを仏壇に供えようと考えています。
by Kunihisa Ishida