
修理室便り8月号
時計は長年使用していると内部の潤滑油が劣化します
潤滑油が劣化したまま使用してしまいますと、内部パーツの不具合に繋がります。
下の写真は、実際に潤滑油が劣化している状態です。

また、時計が動いていても内部のゼンマイは摩耗を起こしています。

正常な状態と比べると一目瞭然です。

内部の歯車は油劣化により一部パーツの形が、変わってしまうまで摩耗しています。


下の写真が正常な状態となります。

長期メンテナンスをしていない時計は、見た目はキレイでも中のパーツが傷んでいることがあります。
その為、機械式時計は3年周期で分解掃除のメンテナンスをおすすめいたします。
また、是非大切なお時計の悩みがございましたら、ご相談ください。