修理室便り2月号
修理室の山本です。
時計ベゼルのペイントが剥がれていたので墨入れを行いました。
時計を長期間保有していると、ベゼルのペイントも経年劣化などの影響によりペイントが剥がれてしまう場合があります。
このような状態を復旧させるには、ベゼルごと交換するか、墨入れを行う必要があります。
墨入れとは、剥がれてしまったベゼルペイント部に、再度ペイント加工を行う作業です。
写真のベゼルは、部分的にペイントが剥がれていますが、剥がれている部分のみに墨入れを行うと、既存の部分と色味が変わってしまうので、
全体的にペイントを剥がしてから、墨入れ作業を行います。
昨今、墨入れ作業を行う業者が減ってきました。
ベゼルペイントが剥がれでお困りの方は、石國商店にご相談ください。