修理室便り9月号

修理室便り9月号

修理室の山本です。

修理室で行う修理での出来事などを発信していきます。

>今回はメーカー修理中止品(オールドモデル)の時計をオーバーホールしました。
秒針の経年劣化により、本体に取付けてもすぐに外れてしまうという状態のお時計です。

通常このような場合、秒針を新しいものに交換するのですが、メーカーの秒針などの部品供給が終了しており、必要なパーツを入手することができなかったので、代替できる秒針を加工して取り付けることにしました。


上の写真には、3本の秒針が並んでいます。
1、代替え針。
2、代替え針の長さを調節し、赤く塗装したもの。
3、ハカマが外れたオリジナルの針となります。
※ハカマ(針の根元に着いていて、歯車の芯に取り付ける円柱状の物
修理などで針の脱着を頻繁にやると、このハカマの穴が広がって固定できなくなります。)

下の写真は、加工した代替え針を取付けたものになります。


長さと色をオリジナルと合わせたので、違和感のない仕上がりになりました。

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by Takamasa Yamamoto